~新しい教育への挑戦~
20250203 リーディングDXスクール研究授業
2025年2月3日
本日は2時間目から5時間目までリーディングDXの公開研究授業です。文部科学省からも参観と助言に来ていただいています。
2時間目の紺色さんは算数。
よく手が挙がるクラスです✌
問題の解き方をいろんな方法で説明する時間
豆電球が点灯する条件をさぐります
やるべきことがリストアップされているので、迷ったらこれを見ればわかる
クラスでいちばん早くに組み立てて電球がついたんだよ~っておしえてくれました。自分は何が得意なのかを知っておくことは大切。駒寄のエジソンだね。
実験のための選択肢がたくさん。
じーっと動画集中している子
友だちと意見交換しているグループ
時には先生からのアドバイス。
いろいろなことがわかってきたようです。
2024.9.12 ルワンダ視察団来校
2024年9月12日
ルワンダからのお客さま総勢25名。昨年秋に教育局の方が数名来校し、今回の研修につながりました。
2時間目が終わる頃に到着しました。私からの歓迎の挨拶と、研修主任からの授業説明。
子どもたちが愛想のいいこと!研修生のみなさん喜んでくれました。
算数。地図から実際の距離を導き出すには?の授業。
それじゃあ、地図からどんな情報をよみとればいいのか考えてるところ。
この後には、自分に合った解き方で自分の家から学校までの距離を求めました。
研修生の皆さんは熱心にメモを取っています。なにやら、教員養成校で教員を育てる先生だそうです。それから教育局の偉い方。一行は、9/2に日本入りし、日中は岡山大学で研修し、夜は昼間の研修を受けて協議。観光はほとんどなく、土日も研修と協議だったとのこと。すごいパワーですね。本日が研修の最終日だそうです。
以前、世界の教育の傾向についてデータをご覧いただいたかと思いますが、世界的には理数系を学問の主流にしていく傾向にあるようです。そのためルワンダからも理科と算数の授業参観を依頼されました。国語も社会もいいんだけどな。
こちらは理科。2階のベランダ。
で?なにしてるの?
半数は外にも。こちらの授業は「水はどこにきえていくのか」サスペンスみたいだけど、蒸発のお勉強。
課題把握(びんの水が減っている!)から、予想、実験の見通し、実験、観察、データの整理、まとめ。
図にまとめてます。
これは振り返り。みんな45分間、真剣に学んでいました。それにしても、この子達の度胸とコミュニケーション力はすごい。英語力を活用してルワンダ研修生と会話してました。
そして3時間目。算数。三角形と四角形の定義。
定義は前時で学習したので、きちんと見分けられるかがテーマ。とっても楽しい導入。
いろいろな図形を三角形、四角形、どちらでもないに分けてます。
そして見せ合いながら自分の考えを友だちに伝えます。
こちらも熱心に説明。
これどう?
これは?
応用問題ですね。何名かは、きちんと定義に当てはめて正答を出してました。やるなあ。どうみても四角形には見えないもんね。
こちら理科。
ヘチマやアサガオの花や花粉の観察をして花のつくりなどをまとめる授業。
班ごとにめあてや方法に沿って観察や情報収集をしています。これが自由進度学習。
教務からは本校の研修やどうやってこのような授業が成立するようになったのかを説明。
たくさんの賞賛と質問がありました。
この方はJICAとルワンダ国の間で、ルワンダの教育の活性化を支援している企業で中心となっている方。
2週間の研修は、駒寄小の日程をまず押さえて、そこに向けてプログラムを組んできた…とのこと。それだけ本校の「委ねる授業」を評価してくれています。その理由や、研修員のつぶやきも紹介してくださり、「児童のICT活用スキルがとても長けている。」「教員の資質が高い」「他校はICTを活用することが目的になっているが、ここでは道具として使いこなしている。」「子どもたちによく考える習慣が身についている」「教員がサポートに徹している」「ルワンダであれば大学レベルの授業構造」
プロジェクトの中心となっている岡山大学の教授も含めて、様々な学校の取り組みを知っている方々からこのように客観的に評価していただけるのはうれしいことです。なぜなら、本校職員は日々授業や学級運営等に没頭し、新しい授業の形に迷いながらの実践だから自校のことしかわからない。「大学レベルの授業」についても、今の学習指導要領に改訂された時に、小・中学校はアクティブラーニングが推奨されており、それは大学の授業がベースですので、ある意味、学習指導要領に沿った授業の構成になってることも証明されたといえます。先生方がんばってるなぁ。
ここからR7.2追記
さて、なぜ、地理的にも近い欧州に行かないのかという問いに、「欧州に求めている使い方はない」とのこと。令和の日本型教育下でのICT活用に国の未来を託すということらしいです。令和4年度あたりの明治小では、「教える授業」の中に共有や協働、アプリ活用が流行し、これまでとは明らかに異なる主体性の芽吹きを見ました。そして、これがこれからの新しい教育だと高揚していました。過渡期にありがちな使い方なのかもしれないし、発達段階としては正常なのかもしれません。先進校視察で目から鱗以前に、あまりに違う授業観に不快感に似た印象もあった委ねる授業。それでも、明治小での検証で学力を向上させ、使いすぎると逆効果というPISAの報告を覆す駒小の委ねる教科担任制があります。委ねる漬けの高学年はCRT学力検査で、全国平均以上をキープしています。その詳細な分析が必要です。一方で、やみくもにICTを使うことだけが目的になると、学力を下げ、方向転換を強いられる結果にもつながりかねない。国内のみならず海外の事例にも目を向け、客観的に自校の取り組みを評価していくことも必要だと感じています。
0911 計画訪問
2024年9月11日
どの授業でも貫かれているのは、課題を自分事として捉えて主体的に取り組めるように、ゴール設定や手立てなどを選択できるようにするということです。
国語。物語「やくそく」を音読するのにどんな工夫をするのかを考える授業。
あっちからもこっちからもたくさん意見が出ていました。
学級活動。「ほんもののおそうじ名人になろう」
静止画や動画を多用して、掃除ができていると思っている子どもたちに、課題を持たせる場面。
6年生のインタビュー動画を見て、なぜ、清掃をするのかを考える。
このあと、子どもたちから、掃除場所のどこが汚れているかを確認に行きたいと提案があり、実際に調査に行っていました。児童の実態に即した情報提示や発問があるからこそのすばらしい活動でした。
社会科。
自由進度の「委ねる授業」。ルワンダにも見ていってもらいたかったな~
テーマは平安時代の国風文化について、服装や遊び、文学などについて調べ学習をすすめ、まとめます。
ウェブサイトだけでなく、教科書の内容を大切にしています。
最終的には、輸入ものではなく、日本らしい文化が開花したことがみんなつかめていたようです。
道徳 うそをつかないで正直に行動するという授業。
うそをつくのが良くないことはしっている。だけど…
ペア学習で考えを交流しながら、自分事として考えられるようになっていきました。
算数。あまりのある割り算。思考力を要する、あまりの扱いについて。
あまりの扱いを図にして表現したり…
考えを表すのは、ノートでも良いし、オクリンクプラスでもOK!
〇〇ちゃん、いい考えだね。説明してみてくれるかな。
ということで、説明中。
付け足しはある?…すぐに手が上がります。
付け足しをしてくれた子。わかりやすい説明でした。
算数。10より大きい数。
具体物を使って、7個と6個のどんぐりをあわせてみます。
数えやすさや、数のまとまりに着目して操作してます。
今日のめあては20までの数をかぞえられるようになること。よくがんばりました。
国語。宮沢賢治のやまなし。なつかしいですね。
すでにあちこちにちらばって集中。めあては「作品の世界を想像しながら読み、考えたことを伝えあう」
こちらは二人で。
三人で。
こうして毎時間のようにまとめてきたものをベースに考えます。
おっ、さっきの二人。昔は「出歩かない!」って叱られたけど、いまは「いい交流してるね!」って誉められます。
算数。図形。
四角形の内角の和を求める説明をする学習。ご覧の通り、補助線無しと1本でチャレンジ。
この考え方を説明してみて。
とてもわかりやすく説明できました。
それじゃあ、難しいけどこれチャレンジしてみない?
対話と交流がもりだくさんの授業でした。
道徳 わたしのいいところ…っていわれても、大人になってもまだつかみきれない…。他者からの評価は大きなヒントになりますよね。ルワンダから駒小の実践が認められてるのと似てるなあ。自分たちだけじゃあ不安だけど、他者の評価でよさが見えてくるのはうれしいことですね。話題が時系列で逆転してるけど。
そんなときに良いアイテム。タイムリーに複数のよいところが集まってきます。
班のともだちの良いところを入力して送ります。
もちろん、自分で考えるのもアリ。友だちと話し合うのもアリ。
ついつい笑顔になります。
交流が盛んなこちらの班。自分のいいところがたくさん見つかったかな。
道徳 公共物を気持ちよくつかうために判断力を培う学習。
モニターには給食後の給食台の様子。
どんなところが散らかっていると嫌だとおもうかな?
課題を把握したところで、「そろって いるけど」を読んで、自分がこれからどうしていくかを考えました。
道徳 よいところをみつけるとうれしい気持ちになることに気づく学習
おはなしの主人公のよさを考えて書いている場面。
このあと、ハッピーレターで友だちの良いところを伝え合う活動です。
道徳 友情や信頼について考えを深める学習
題材文から、自分ならどうするかを考え、Figmaで共有。
対話での交流も。
よく考え、自分の意見を表現できるのがすばらしい。
入力したことがタイムリーで共有できるのがいいですね。友だちの意見も取り入れながら、友情や信頼について深く考えられた授業でした。
音楽は鑑賞の授業「ユモレスク」一度は耳にしたことがあるあの曲です。
曲のよさや面白さ、美しさを感じてそれを様々な方法で表現する学習。白いテープで感じ取った旋律や音色の変化を表現してます。
代表でこんな感じって発表してくれました。
文字で書き表したり…
図に表したりして、楽しみながら自分のやり方で表現ができていました。
外国語は、自分の興味関心をわかりやすく友だちに英語で伝える学習。
スライドで自分の好きな時間割を作成し、友だちに紹介する活動。
スライド作りのスキルが高いですね。
それにもまして、英語の発音がすばらしい!
交流に必要な相づちをうつなどして、話しやすい雰囲気も作っていました。
放課後は、各授業の研究会。どの先生も誰かの授業を見ることになっており、その感想や質問はFigjamで共有されています。それを基にして、活発な意見交換になりました。
先生方の授業力が高まった一日だったと思います。児童や保護者のご協力で良い研修となりました。ご協力ありがとうございました(_ _)
2024.06.07 日常の授業
2024年6月7日
1学期も折り返しを過ぎて、専科の授業にも慣れてきました。
ひとしきり説明してあとはお任せ。
なので聞き逃すまいと全集中。
そして自分で選んで自分で情報収集。友だちと相談するもよし。
こちらは社会科。同様に専科。弥生時代ですね。
こちらも今日の流れを確認したら自学自習
誰に訊こうが何を見ようが自らのめあてを達成するのに手段は問いません。
きっと、これまでの授業と比較して、授業参観をすると何をしているのかわからないのでつまらないかもしれません。保護者の参観では、そのへんを個々に明確にする手立てが課題でしょうか。
こちら算数。「分数の割り算の仕組みを考える」
教科書にある二つの式の考え方を説明できるようにします。
こちらもこのあとお任せされます。
さてこちらは6/10の吉中のリーディングDX公開授業。中3理科です。板書は授業の流れ。
そして大型モニタには自己評価のめやす。
あとは個人で黙々と調べながらまとめていたり、電子黒板を使ってディスカッションしてたり。
教えてもらう喜びを感じるか、学ぶ喜びを感じるか。ほんとうに楽しめるのはどちらか。集中できるのはどちらか。個々の学力が高まるのはどちらか。将来に役立つのはどちらか。間近で見て、個人の一時間の様子を追わないとこの授業形態に納得ができないかもしれません。それにつけても一人一人が主体的です。これが吉岡町が目指す15歳の授業なのかもしれないですね。
2024.06.06 Rwanda OL交流会
2024年6月6日
○昨年10月にルワンダの教育局職員等が視察にみえて「こんな授業を目指している…」という話から、まずは児童間のオンライン交流を…ということで3学期に計画していましたが、相手校がなかなか見つからず延期していました。なにせ時差が7時間ですので、お互いの学校で授業中に対話することは難しいのが実情です。織り姫と彦星みたいですね。いや、ちがうか。いずれにしても、ルワンダが 6月中旬から9月まで夏期休業ということで、急遽相手校の校長と顔合わせをし、なんとか実施にこぎつけました。
5/29に校長同士の顔合わせをしたので、その日の夜にフォームで参加児童募集。6日間で26名の児童が申し込んでくれました。
昼休みのイングリッシュルーム(ER)。
午前中に詳細が送られてきたので、自己紹介やらの担当を決めてあれこれお願いしました。みんな率先してこころよく受けてくれたのがうれしい。昨年度に四季と文化を紹介するスライドを作成し、英語専科の先生がルワンダでも見られるようにしてくれていました。そのスライドを見て疑問に思うことを質問してもらい、子どもたちが答えるというシステムです。
さあ、6校時が終わって時間通りに始まりました。開会の言葉と学校紹介。全26名。
相手方は6名。なぜなら7時頃なのでまだ登校していない時間。人数が少ないので、全員自己紹介してくれました。
ずっと受け身だったのが、少しずつ質問できるようになってきました。
システムがあっというまに崩れて「学年は何クラスあるか」「人数や男女比はどのくらいか」「先生はどんな感じか」などなど。そうなると日本人ぽくて尻込みする場面も。よくしゃべれる子がつないでくれてます。
こちらからは、「ルワンダに四季があるのか」と訊いたところ、「四つあるとのこと。」4つ?と思ったら、「雨期と乾期と…。」なるほど~。
「ずっと暑いのかと聞いたら」、「そんなことはない。」ということは寒いときもあるのか!? 疑問はすぐ解けて…「暑いときとすごく暑いときがある」なるほど~。勉強になりました(_ _)
ところが、事前にスライドをほとんど見ていなかったらしく、四季のことについては寸前に見てくれていました。そこで四季についての質問。「春にはどんなことがありますか?」「花見」「花見って何?」「チェリーブロッサム」「…」と、若干かみ合わない場面もありましたが、そのあとはあれこれ質問がありました。
右下の青Tがと後ろの方にも通訳がいてくれて助かりました。「何歳?」ってよく訊かれてたし、nationalityは?って、まさか国籍訊かれるとは思ってなかったのでみんなでキョトン。ちなみに、「私は13歳」とか、「14歳」とか。ん?最初に6学年て言ってたよね?
文化・風習・生活が全く異なるのでとっても不思議な体験ができました。
車はありますか?の質問。英語に加えて、身振り手振り。ちゃんと通じるからすごい。伝えようとする努力が大切だとつくづく感じます。
このあたりから質問の列ができはじめて、日本代表も盛り上がってきました。そんなところで、「これから授業が始まるので終わりにします。」えっ!そうか授業前だったのか!!きっと6時台から登校してくれてたんだろうな。授業前に参加してくれたルワンダのみなさんありがとう。
そんなわけで盛大にバイバイして交流会終了。
小さな一歩だけど、偉大な一歩を踏み出すことができました。
060426 CBTはじまりました。
2024年4月30日
テストの説明を受けています。こちらはベネッセのテスト。4~6年の算数と理科がCBTになります。
始まりました。不思議な光景ですね。前の子の画面が見えちゃうんじゃないかと心配しましたが、みんな真剣でそれどころではない様子。ベネッセとしては次の対策をおすすめしてます。
紙のテストに近い間隔で問題を解いていけます。文章題もあります。手書き入力で文字が整っていないと正しく読み取ってくれないようです。タッチペンの使用をお勧めします。きれいに書こうとする癖がついたら一石二鳥ですね。
・画面の明るさを調整。
・端末を寝かして利用する(キーボード入力ができないけれど、そうして回答している子もいました。)
・机の配置を変えて班のような形にする。(これはありかも。)
・一列ごと配信するテストを変える。(違うテストを同じ時間に受させる?ちょっと現実的ではないかな?始める問題の番号を列ごとにずらすとか。)
こちらも…
そしてこちらのクラスもがんばっていました。
テスト結果の確認方法については、井野先生と森田先生が資料を作ってくれたので、後ほど「広報こまよせ」のページにアップします。
2024.02.02 リーディングDX公開授業 最終回の2授業
2024年2月7日
今年度最後の文科省リーディングDXスクール事業の公開授業です。
☆1時間目 国語
最初の授業は1時間目の国語。「委ねる授業」をどうまとめていくかに悩みながらもチャレンジしていたこちらの先生。相手や目的を明確にして説明文を完成させる7時間計画の単元です。どんな授業になるのか楽しみ
今月の読書量クラストップ3を紹介し、みんなで賞賛。暖かいクラスだなぁ。
心に残ったお気に入りの図書をチャットで紹介。
たくさん読書をしているクラスなので、次から次へと出るわ出るわ。
このクラスは授業中のつぶやきがとても多いクラス。昔ならうるさい!って叱られるレベルですが、意欲だとか興味にもとづいたつぶやき。先生もうまいこと拾ってぼそっと投げ返します。さらに、子ども達のつぶやきのボキャブラリーの豊富なこと!これは元々の資質なのか、読書の質が高いのか…。いずれにしても、共有する場面のレベルが高い。
ふだん、元気すぎるこの子たちだからこそ、方向性を示してあげればこうして真剣、夢中に力を発揮できます。ICT活用はその大きな助力になっています。
読んだ本のどんなところをどうやって紹介したいかな?これまた、いいつぶやきがボロボロ。
班ごとにジャムボードで図書紹介に必要な内容を考え合い、整理します。ちょっと写真が足りないんで、動画から切り取ります。そんなわけで、工事中(_ _)
はい、一枚切り取り。班のシートに必要なことを個々に貼り付けてみんなで整理していきます。いわゆる共有と協働。別の班のシートも参考にできます。
こういう時間は夢中、真剣。時折対話をしながらも黙々と作業を進めます。
説明文に盛り込む要素が出そろったところで、班は解体。次は、一人でも自由に班を作っても良いし、学習計画をたてます。同じ班を作ったからといって同じ計画になるとは限らず。時折対話が生まれますが、無駄話は一切なく終始やらされてる感がない授業でした。学習計画の完成は次の時間です。
☆2時間目 算数。
続いて2時間目の算数。
今日の授業は3桁×2桁のかけざん。むむ…学習内容が手強くなってくるあたり。
準備完了!1学期から比べると学習に向かう姿勢が脱皮してます。
自分なりのめあてをもち、まとめの時間には自分の言葉で解き方の説明ができるようにします。これってこれまでもやってきたこと。ただ、全員の本児の学習の集大成が簡単に全員で共有できるのがミソ。
解決の見通しを持って、新しい課題に取り組んでるところ
自分のやり方で解決しようとがんばってます。
お助けサインがでていなくても、困っていそうな児童をみとって声をかけます。これが大事。
自分の考えた方法で解けた児童はお助けサインをみながらアドバイスに向かいます。
全員が解き終わったところで答えを出すだけでなく、解き方の説明をしてもらいます。
今回は既習事項を使って上手に解けたので別の方法は出ませんでした。
解き方定着のための練習プリント。
仕上がった人は自分で○付けします。
できた人はミライシード。
終了10分前になったら一斉に「演習セット」。今日のたしかめ問題です。担任が児童の実態に応じて問題を作成でき、これを解くことで習熟ができた児童やまだ不安な児童などがタイムリーに分かるため、誰にどんな手立てを入れればいいかが時間内にわかります。こんなことアナログではあり得なかった…。
最後は学習したことを言葉で説明。
児童自身もどれだけわかっているかが明確になるし、担任にとっても思考や表現の評価に役立ちます。という授業でした。初任ですがよくやり遂げました。
2024.01.18 リーディングDX推進事業 取材撮影
2024年1月18日
二校時。撮影始まりました。カメラマンにマイク…。やたらと意識して大騒ぎ…。いつもよりテンション三割増し。こりゃ編集がたいへんだろうなぁ😅
発達段階から、興味のあることにはすぐに反応します。追求タイムは大騒ぎ。担任もそれを制止しません。
にぎやかでも我関せずの時間をそれぞれが確保。一人一人が課題にはきちんと取り組み、さらにミニ先生もたくさん出動しています。
まとめる場面では全員が集中。
発表の場面でもし〜ん。メリハリつきすぎの授業です。
これが新しい学習訓練かもしれないですね。
振り返りの時間。この時間も自己評価がしっかりできました。
続いて…
三校時。道徳。しずかーに始まりました。
席にもどって真剣にワークシート。
真剣!これからどうしたいかを個々に夢中で記入してます。
このメニューに沿って進めています。
終わったら補助に入ります。
更にここまででできたことを自己評価。
今度は集まって意見の発表と共有。
次々と自分から発表。友達の発表に触発されて、さらに付け足しできる子。つぶやきを拾う担任も見事。どんどん世界が広がっていきます。そしていつのまにか自然と話題が自分事になっていきます。
カメラにマイク、ほかスタッフは目に入らないかのよう。
そういえばこのクラスは、参観慣れしてるとも言えます。いろんな視察を受けてます。いずれにしても学習訓練も子どもの集団に応じて見極めていくものなのかもしれません。
最後に3人から発表し、自己評価を総括しておしまい。