HiBALI3.0から4.0へ

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HiBlLI3.0

吉岡町立学校の教育の礎となるプランです。

☆これまでのHiBALI☆
HiBALI1.0…R2までのICT環境整備。一人一台端末やWi-Fi環境、大型モニタ、各種学習アプリなどの整備。
HiBALI2.0…R1のコロナ禍から始まった、教職員のICT指導力向上とアプリの精査。,R2、R3と飛躍的に向上。
HiBALI2.1…R4ICTにおけるアプリや指導の定着。

◎県の第4次教育振興計画が策定されました。「ウェルビーイング」。字面を追うとモヤモヤしますが、「多様な個人がそれぞれの幸せや生きがいを感じること。身体的・精神的・社会的に良い状況にあること。将来にわたる持続的幸福。」ですので、本校の児童を育てる上で保護者の皆さんと共有して歩んでいくのにはピッタリのテーマかと思います。

☆2年めのリーディングDX推進校。県内では本校と吉中のみです。「子供が主語になる授業」は、簡単に言えば「教え込みは最小限にして、自ら選択し学び取る授業」ということです。本校の職員はそれを意識して授業を構築しています。秋には近隣市町村教員向けの公開授業を実施します。また、吉中でも今年度2回の公開授業を実施予定です。春の授業参観でも変わりつつ教育を実感した学級もご覧になったと思います。秋の学校公開や3学期の学習参観でもその片鱗はみられることと思いますのでご期待ください。

 最終的には、受験して目標を見失うのではなく、好きなこと・得意なことをどんどん増やして自己確立の基盤をつくり、大人になっても学び続け自己肯定感を高め続けられる人づくりをしていきたいです。大学のカタチも受験のカタチも変わりつつあります。小学生はとても柔軟。どんな授業でも柔軟に対応しています。大人が意識を変えなければいけないときです。がんばって新しい教育についていっしょに学んでいきましょう。20240607

HiBALI3.0→4.0 ~新しい教育への挑戦~ Since2023

0808 「里山学校」訪問

2023年8月26日 17時00分

「個別最適化」って言っちゃうと堅苦しいですが、なんのことはない、「誰にでもその子に応じた教育を」ってことで、学校でこれまでもやろうとしていたことです。しかし、いろんな縛りがあって難しかった…。それが変わってきています。柔軟になってきた。多様な状況に合わせられるようになってきた。喜ばしいことです。それでも学校に足りないのは何か…。探りにおじゃましました。

不登校は全国的な課題。吉岡町では学校の規模の割には少ないですが、それでも学校に適応できない子はいます。私自身もどちらかといえば幼稚園から高校まで隙さえあれば休もうとしていたタイプ。何が嫌ってわけじゃないんですよね。そういう児童生徒になにか手伝えることがないかヒントを見つけたい。それがこの研修の目的です。不登校の子どもたちの学校復帰率がとても高い「里山学校」。設立した夫婦は、私が国立赤城青少年交流の家に勤めていたときに、インドア派の私を救ってくれていたボランティア仲間のうちのお二人です。この日は吉中の校長・職員、駒の職員と一緒に出かけました。

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古民家を買い取って手を加えています。地域の方にもお手伝いいただいたとのこと。

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一つ目以外はすべて学校でも同じですよね。だけど何かが違う。この日は子どもの受け入れがなかったので写真も撮り放題の質問し放題、やりたい放題。

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家の中はこんな感じ。白川郷と似たようなおもむき。

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ここでプレゼンをしてもらいました。

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里山学校の概要。県内から電車で高崎駅へ、そしてバスに乗り換えて来る子や、首都圏から新幹線通学で来る子もいるそうです。

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目的

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一日の流れ。ずーっと遊んでる子ももちろんいて、けれどもしばらくすると自発的に勉強を始めるんだそうです。その点、夫婦ともに教員免許を持っているので指導は安心。奥さんは教員経験者です。

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外に出て目に入るのが冷凍車の荷台。本がぎっしり。一日中本を読む子もいるそうです。

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ここは食事をしたり、対話をしたりすることろ。

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小高い場所に秘密基地的な匂い。

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船舶の荷揚げようネットだそうです。

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ハンモックもつるしてあります。

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丘の下には牛。

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はい、牛。

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そしてニワトリ。養鶏場に入れるのに選別されなかったヒヨコをもらい受ける。ここに来られてよかったですよね。

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道路を隔てて反対側の河原。米も作っています。

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そして切り開いた河原。すぐ入るし…。

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虫捕りするし。

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遊び始めるし…。

そういうワクワク感がある場所だということは間違いありません。

○結論は人それぞれ。教育関係者も保護者もなにかがみつけられるといいですね。